Cants Magics

わたしの指で わたしの心で 魔法の歌を 奏でたい ―― 素人ピアノ弾きの綴るピアノに関するあれこれ
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8分の壁
スケルツォ第3番。
プロのピアニストは、この曲を大体7分半以内に弾いています。
別格なのがアルゲリッチとホロヴィッツで、約6分半。これはネ申の領域ということで気にしないことにします(笑)

そんなデータを参考にして、私はスケ3の演奏目標時間を8分に設定しました。

しかーし!!
この8分の壁が意外と高く、なかなか破れません

11月の発表会直前は、破綻しないくらいのテンポでスラスラ弾けると、大体8分半くらいになりました。その後練習を重ねて、キラキラアルペジオの速度が上がり、連続オクターブも少しずつ速く弾けるようになりましたが、全体を通すとやはり8分強かかってしまいました。8分を切ったテイクもありますが、よーく聴くとどこかがグダグダになっています。

そんな中、昨日の夜サイレントピアノで練習しながら何気なく演奏時間を計ってみたら、7分52秒というタイムが出たのです!

そのときのことを思い出すと、ある理由に思い当たります。

コーダをひたすら速く弾いていた。

何ヶ月もスケ3を練習していますが、コーダだけは速度を上げられる気が全くしませんでした。“遅くなく”弾くので精一杯。それなにの、昨日はコーダに入って急に指が動き出したのです。まるで何かに取り憑かれたように。

8分を切ったことも、コーダで指が回ったことも、どちらも信じられなかったので、今日改めて音を出して弾いてみました。コーダを速く弾くように心がけ、確認のために録音して。すると、今度は7分56秒になりました。

ただ、コーダを速く弾いたものの、聞き直してみると崩壊の一歩寸前です。時々リズムが揃っていません。最後の右手下降アルペジオなんて…ああ聞いてられない

それでも、“コーダのテンポを上げれば8分を切れそう”という見込みが立ったので、ちょっと嬉しくなりました。他にも練習すべき箇所は山のようにありますが、とりあえずコーダだっ コーダ頑張って練習するぞーっ

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2008/01/31 Thu | 練習日記 | トラックバック(0) | コメント(6) |permalink
コツ…というか常識?
1/26(土)のレッスン
ショパン:スケルツォ第3番 Op.39

やっとうまくいかない理由がわかりましたよ。

sche3-26.jpg
第1主題終了後、57小節目からのフレーズ。
(これを第2主題と取るか第1主題の発展と取るかは人によるみたいです。私は後者だと思っています)

前回も注意を受けた、鍵盤を撫でるという癖。
「指を伸ばすだけでいい」と言われてそうしてみても、粒は揃ってくれません。どうやら、スタッカートにしなきゃ…という気持ちが強くて、打鍵後に手全体を跳ね上げてしまい、その結果指が支えを失ってダランダランになっていたようです。

苦悩する中、先生がアドバイスを下さいました。
「鍵盤に指を乗せた状態から打鍵してみて」
すると…何ということでしょう!(BGM:「TAKUMI/匠」 by 松谷卓)
スタッカートの粒が揃ったのです。私にもわかるくらい!
指を鍵盤の上に乗せ、手の甲で支えを作って、そこからスッと指を伸ばす感覚。
この弾き方だ!というのがやっと掴めました。

同様の方法で弾いてみたら、今までうまく弾けなかった箇所がうまくいく!
すぐ後の左手オクターブもうまく行ったし、両手オクターブも外れなかった!!
きゃ~~~、なんだか道が拓けた気がします

……えっ。その弾き方は常識じゃないかって?
(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい

その他、この日受けた注意点です。

・25小節~など(第1主題)
全部の音に力を入れる必要はない。
sche3-12.jpg  この4小節を一息に弾いて

sche3-23.jpg  最初のGisでまた改めて。
ただし、Gisがアクセントにならないように注意。

・第2主題・コラール風の部分
十分に歌うのはいいけど、テンポを崩しすぎて間延びしてはいけない。テンポの中で歌うように。

・242小節~
基本はppなので、小さい音の中で強弱をつける。sfも強くしすぎない。

・コーダ
まだまだ粒が揃っていない。リズム変奏で練習しましょう。

11月発表会のDVDを見て相当落ち込んでいた私。
先生に「あのときよりも上達してますよねぇ?」と恐る恐る聞いたら、「上達してないとこっちが困る!」と返されてしまいました

ホール演奏会まで、残りのレッスンはあと3回。
なんとかまとまってくれーー(T人T)
2008/01/30 Wed | レッスン日記 | トラックバック(0) | コメント(4) |permalink
速度グラフ
1/19(土)のレッスン
ピアノはうたう2
ショパン:スケルツォ第3番 Op.39

今日も今日とて脱力練習から。そして、今回もやっぱりこれが弾けません_| ̄|○

utau.jpg ←これ

「1つ1つの音をよく聴いて」「音の響きに次の音を重ねるように」「シ♭のあとのラで重心を落とさない」などさまざまなアドバイスをいただき、綺麗に弾けるときは弾けます。しかし、どんなときにうまく弾けるかがさっぱりわからない こんな自分が嫌です il||li _| ̄|○ il||li
「とりあえず合格にするけど、1回目でうまく弾けるようにしてね!」と、釈然としない終わりになってしまいました。

インヴェンションの楽譜を取り出そうとしたら、「スケルツォからやろうよ」と先生。しかも、「しばらくはスケルツォだけでいいかもねー」と。
今年中にインヴェンション制覇の目標が、早くも危うくなってまいりました

今回の大きな注意点は3つです。

(1) 39~41小節
sche3-3.jpgやっぱりどうしても外してしまう!

そこで、右手小指・右手親指・左手親指・左手小指とバラバラで弾いて、鍵盤をしっかり押さえる練習。その後両手で合わせました。コツはとにかく、鍵盤の近い位置を通ることと、跳躍はなるべく水平に(手を高く上げず)移動すること。なかなかうまくいかないので、正しい音が出るかどうかは運を天に任せるしかないかもしれません…。

「本番は運を天に任せてもいいけど、それまでに努力もしてね

と先生に言われて、大爆笑してしまいました。

(2) 57小節~
左手のスタッカートがやっぱり不揃い。左手だけなので余計目立つ。
私はどうも、鍵盤をなでるように打鍵してしまう癖があるらしい。指はまっすぐ下におろすだけ。指をちゃんと使って打鍵しましょう。
でも、その場で何度練習しても全然弾けません 不揃いになるか、スカッと空振りするかのどちらか

(3) 352小節~
ここまでずっとMeno mossoのテンポで来ましたが、352小節目でstretto(急きこんで。曲の緊迫感を増すために速度を増す)、359小節目でaccelerando(だんだん速く)と、テンポを上げる速度記号が重なり、367小節目でTempo I (最初の速さ)に戻ります。
私は今まで、「そんなに速くって言われても、そんなに速くできないよ!」とばかりに、こんな感じのテンポで弾いていました。

<グラフ1:ひつじの弾き方>
graph01.jpg
ためらいながら速くして、Tempo I で辻褄を合わせるとでも言いましょうか(笑)

それに対して先生のご意見はというと、
「速くする記号が重なるんだから、どんどん速くしちゃっていい」
「最初の速さを超えても、Tempo I で戻せばOK」
というもの。グラフで表すとこんな感じでしょうか。

<グラフ2:先生の弾き方>
graph02.jpg
stretto→accel.でぐ~~んと一気に速くして、Tempo I で元に戻します。
このとき、Tempo I まで流れを止めないこと。私は速度を落として入っていたので、そのままの速さでTempo I した方がいいとのことです。ただし、突っ込んで入るのはNGです。

その後、家にあるピアニストのCDを聴き直してみたら、strettoの前で速度を少し落とし、速度に大きな落差を作っている演奏が多い気がしました。

<グラフ3:ピアニストに多い弾き方>
graph03.jpg

ただ、この辺に「遅くしろ」という速度記号がある訳ではないので、これを取り入れるのにはいささか抵抗があります。先生の方法も、accel.の後でうまくTempo I するには速度を試行錯誤する必要がありそうです。でもとりあえず、中途半端な加速はやめなさいってことですかね。

それにしても、スケ3は本当に体力を消耗します。今回も途中までしか弾いてないのに、レッスン後はどっと疲れが。曲中にほとんど休むところがないというのが、演奏時間の割に疲れる原因なのでしょうか。陸上でいうと、短距離走でも長距離走でもなく、800mや1500mのような中距離走の難しさに近いのかもしれません。まぁ私は、200mも走れば息が切れるんですけどね

2008/01/28 Mon | レッスン日記 | トラックバック(0) | コメント(8) |permalink
恥さらしどころの騒ぎではない
昨年11月に出演した発表会のDVDが届きました。

発表会終了後に書いた日記では、生意気にも

とりあえず暗譜は飛ばず、大崩れもせずに終わってくれました。最後のレッスンのことを思うと、及第点くらいの出来にはできたかな、といったところです。



なんて書いていましたが、DVDを観て顔色が変わりました。

これはひどいwww ひどすぎるwwwww

わざわざ聴きに来てくれた友達に三つ指突いて謝りたい。
調子に乗って日記で自己評価していた過去の自分を殴りたい。もちろんグーで。

何が大崩れもせずだ。それ以前に形になってないだろう。
何が及第点だ。立派に落第だろこれは。
演奏順はトリだったけど、全然トレてないじゃないか。
あー、自分の演奏に絶望した!!

そんなへなちょこ動画ですが、「音源が届いたら公開する」と宣言したので、追記にて公開させていただきました。ダメな部分は挙げ始めるとキリがないので、各自お聴きになってm9(^Д^)プギャーしてくださると幸いです。
見どころは、強いていえば衣装のワンピース(爆)


⇒ 続きを読む
2008/01/25 Fri | 恥さらし | トラックバック(0) | コメント(10) |permalink
ラフマニノフ:前奏曲集
私はピアノのコンピレーションアルバムをよく購入していて、有名な曲集を抜粋で聴いていることがよくあります。そんなアルバムを聴いていたある日、リヒテルの弾くラフマニノフ「前奏曲ト短調 Op.23-5」に突然ハマってしまったのです。

弾きたい!ちょー弾きたい!!

ちょうどその頃ラフマニノフの前奏曲集自体に興味を持ち始めていて、いい機会なので楽譜とCDを両方買うことにしました。

まず楽譜。地元のヤマハに出かけて楽譜をじーっと見比べました。前奏曲集の楽譜は数社から出ていましたが、全音の楽譜は運指とペダリングがついていて、校訂もしっかりしていました。運指もペダリングも、原典のものと校訂者のものとちゃんと区別されています。これは参考になるだろうなーと思い、実用版としてこれを購入しました。ちなみに、Boosy&Hawks社の日本語ライセンス版がヤマハミュージックメディアから出版されていました。原典版として買うならこれがいいのではないでしょうか。

ラフマニノフ 前奏曲集 作品3-2・作品23・作品32 解説付 (Zen‐on piano library)ラフマニノフ 前奏曲集 作品3-2・作品23・作品32 解説付 (Zen‐on piano library)
(2005/07/21)
平井丈二郎
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ラフマニノフ ピアノ作品集第2巻 (ブージー &ホークス社ライセンス版)ラフマニノフ ピアノ作品集第2巻 (ブージー &ホークス社ライセンス版)
(2004/03/23)
不明
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そしてCDは、私の偏愛するワイセンベルク盤を購入

ラフマニノフ:前奏曲全集ラフマニノフ:前奏曲全集
(2007/11/07)
ワイセンベルク(アレクシス)

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正直言って、ファーストチョイスとしてワイセンベルクを選ぶのは我ながらどうかと思いました でも、ワイセンベルクの凍るようなクリスタルトーンと広いダイナミックレンジでラフマニノフを聴きたい!と思ってしまったので、危険を承知で(?)購入しました。

聴いた感想はというと、贔屓目もありますがすごくいい!てか面白い!!
Op.3-2の中間部とか、Op.23-5の後半とか、とにかく推進力がすごい 勢いに乗ってぐんぐん加速します。Op.32-12の冒頭なんて、あまりにも速すぎて何弾いてるか分からなかったよ(笑)キラキラした音にもうっとりですが、Op.23-4の温かい音色も美しい!
確かにクセは強いですが(Op.23-5なんてリヒテルの方がいいかもって思うしw)、ぜひ聴いてみていただきたい演奏です。1枚目のCDには勧めませんが

こうしてラフマ前奏曲への思いを高めていたのですが、なぜか最近私の周りでラフマニノフの前奏曲が大流行り Op.23-5は既にきょうこさん(パンちゃん)・Kしゅーちゃんとかぶっている上に、先日のオフ会でも演奏した方が。Op.3-2「鐘」はめちゃめちゃたくさんの友達が弾いてたし、Op.32-12はYさんとJさんが弾いてたし、高菜ちゃんも弾きたがってるし、Op.32-5はDさんが弾いてたし、Op.23-4とOp.32-10とOp.32-13はWさんが弾くって宣言してるし…。

うーん、ここは流行りに乗るべきか、差別化を図るべきか。

2008/01/23 Wed | ピアノ雑談 | トラックバック(0) | コメント(6) |permalink
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